学芸にゃーど。

BighistoryやSapience的考察からヒト、科学、学習、言語、芸術、心、脳にゃどあれこれ思考する"更新型"メモノートです📖 よって、グルーミング用の旬な時事ネタはないです…か?

【農業がもたらした光☀と影☂】ダイアモンド博士の“ヒトの秘密” ⑦『農業は人類に何をもたらしたのか』:放送(直)後の放射性メモまとめ+S.ホーキング博士の言葉追加🎤

本日の放射状メモ📝と走りまとめ書き、今日は長い💦

番組冒頭で出たハキリアリ🌿🐜を除き土地を耕し農耕(的)する生き物はいない❢

画像元:
https://jamesprovost.com

数十万年続いた狩猟から移行し(今から)約一万年前に始まったとされる農業(農耕)は"始まった"のでなく徐々に広まっていった。例えば持ち帰ったえんどう豆の種(さやに落ちずに1/100の確立で残ったような優秀な)のおこぼれがたまたま落ちた場所に一年後又新たに優秀な豆のみを実らせて生えていた『これは使える❢』みたいな。
"Accidentally(偶然),unintentionally(意図せず), unexpectedly(予期せず) planted"農耕が開始?された!?!
やはり始まりは何でもいい加減❢"創発"ですか❢あと放送では触れてない?けど家畜されたアニマルたちにも利点をもたらした❢食べ物と捕食の心配がない⇒その結果、家畜アニマル(特にニワトリやウシたち)は地球上でヒトに次いで一番繁殖に成功した❢⇒
しか〜しヒトに捕食される運命…(ToT)サピエンス全史でいうところの🐵でも更にサピエンス全史ではヒトも結果農耕に家畜化されたと揶揄していたような。。。また読み返します💦

画像元:画像元:Why did agriculture start 13,000 years ago? | Watts Up With That?


さて、農業(農耕)がもたらしたものでダイアモンド博士がまとめた5点は⇒
1、人口増加
2、備蓄可能
3、分業開始
4、権力台頭
5、世界征服


放送になかった部分↓
"The transition from the hunter-gatherer life-style to agriculture brought us health,longevity,security,leisure,and great art."
【The Third Chmpnazee p183より】
『狩猟採集生活から農耕への推移によりヒトは健康、長寿、安心、余暇そして芸術をもたらした』などと進歩主義のヒトたちは言うようだか、ダイアモンド博士は農耕のダークサイド(問題点)を以下のようにまとめました。


農業(農耕)がもたらしたダークサイド
1、人口密集による疫病、家畜などによる伝染病
2、管理に忙しくなり暇がない

3、社会的、性差的
不平等
"With the advent of agriculture an elite became healthier,but many people became worse off."【The Third Chmpnazee p189より】
農業(農耕)の到来と共にエリートはより健康的💪💪になり、その他多くのヒトは不健康を極めた😖放送ではアイルランド飢饉をあげてました。
4、マルクス経済学的考察⇒もう少し勉強します(-_-;)
人口が増えても食料生産は追いつかず⇒食料不足と貧困を引き起こす?
5、単一穀物摂取による栄養不足⇒ここを少し掘り下げます🙃まずは狩猟から農耕へ変わったせいで背が縮み続け20世紀に入りようやくその傾向が収まったとの考古学研究結果例。

放送にない例では寿命が縮んだ話も原書にあります⇒"Gained cheap calories at the cost of poor nutrition."イリノイ州とオハイオ州の渓谷から発掘されたアメリカンインディアンの何千という骨の調査から中央アメリカでコーンが主食になった西暦1000年以前はその地域で50歳まで生きるヒトは全体の5%であったが、コーンが主食になるやいなやその栄養不十分な質の悪いカロリー摂取による偏食のせいで1%しか50歳まで生きていなかったことがわかった。【The Third Chmpnazee p186より】


更に原書には⇒狩猟採集時代(hunter-gatherer) の方が高タンパクで色とりどりでビタミンやミネラルなど栄養豊かだったとあります⇒サピエンス全史と同じ、というかダイアモンド博士のパクリ^_^いや引用ですね💦まあでも収穫ない時大変だったでしょうがケトン体(数日絶食すると登場)がうまく働いてたかな?因みにヒトがまだまだ弱ちかったハイエナ的あさり時代は大型アニマルが食べ残した骨を砕いて食べていたとも言われてます😨しかし!骨は実は高タンパク❢(親指はなぜ太いのか|新書|中央公論新社 p.203より)


こちらは放送前の読み直し放射状メモ📝

放送に触れてない部分については原書写真右の黄色マーカーらへん⇩
1時間が10万年の24時間人類史時計があるとすると、真夜中に(絶滅した種を含む)ヒトグループが登場し、我々ヒトはほぼ一日の終わりに存在することになる。そしてヒトは24時間時計の大半を狩猟採集に費やしたことになる。ヒトの体は実はようやく狩猟採集に慣れたばかりとも言える。そして23:54分ごろになぜか農業(農耕)が始まりかけたという計算になる。ヒトが絶滅しなければ注)2回目の真夜中が来るわけだが果たしてその頃には農業(農耕)がもたらしたダークサイドはライトサイドに変わるのかどうかと締めくくっています。


これについてホーキング博士のコメントも追加しよう⇩
人間はいつでも臨機の才に溢れた存在であり、柔軟に環境に適応してきました。我々は“富”の定義に知識、自然資源、人間の能力などを加えて、より幅広いものにしなければなりません。そして同時に“富”をより公平にシェアすることを学ばなければなりません。これができれば、社会が一体になることに何の制限もなくなります」
(スティーヴン・ホーキング博士)


注)ヒト絶滅についてのホーキング博士の記事↓

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