学芸にゃーど。

BighistoryやSapience的考察からヒト、科学、学習、言語、芸術、心、脳などについて思考する"更新型"メモ/ノートです📖 よって、グルーミング用の旬な時事ネタはないです…か?

ダイアモンド博士の“ヒトの秘密” 第11回『文明崩壊 人類史から学ぶもの』ETV連動企画⑪:放送(直)後の放射性メモ+原書よりメッセージ追加

"Why Do We Destroy Nature ?"


本日のテーマは「何でヒトは大自然を破壊するのか?」でした。


Predators don't exterminate their prey,nor do herbivores overgraze their plants.
野生の捕食者は自らのエサを壊滅させないし、草食動物も草木を猫削ぎすることはない。
According to this view, humans are the unique misfit. If this is true, Nature would hold no lessons for us.この点でヒトはユニークなまでに(他の生きもの達と)不適合といえる[壊滅させるから]。これが真実なら、大自然は我々ヒトに何の教訓も与えているとはいえない... 原書の該当チャプターより

今日の問いかけは「環境への脅威で思いつくことは?」といった感じで始まりました。
原書では
Nuclear Holocaust(核による大虐殺)  Environmental Holocaust(環境への大虐殺)という
2つの括りでダイアモンド博士は語っていましたが、番組で学生から出た意見もこの2つに分類できるものでした。


その後者のEnvironmental Holocaust(環境への大虐殺)に当たる例で、間接的なヒトによる自然環境を絶滅させた例をとしてヒトが持ち込んだネコStephens Island Wren(NZの小島スティーブンス島の飛ばないイワザイ)を壊滅させた例をまず挙げていました。
次はヒトが全くかかわらないで絶滅した例としてGreat American Interexchange (アメリカ大陸間大交差)を挙げました。


South America(南米)は700万年前は世界最大の離島(isolated island)でした。
大型の生きもの達の宝庫でした。
スプラスドント、トクスドン、恐鳥類(牛より大きい!!)など

    

Sparassodont   Toxodon      Terror Bird


スプラスドント⇒約700万年前 - 300万年前の南アメリカに生息した肉食有袋類。哺乳綱 - 有袋上目 - ティラコスミルス科。学名は「ポケットナイフ」の意。サーベルタイガーに酷似し、同様に長大なサーベル牙を持つ。 ウィキペディアより


しかし300~400万年前に南北アメリカが地繋がりになりました
Great American Interchange(アメリカ大陸間大交差)が起こりました。

    

北の生きもの達は南へ、南の生きもの達は北へ次々と移動したようです。
その交雑や競争の結果残ったのはオポッサム(Opossum)ナマケモノ(Sloth)ぐらいだったようです(TT)


その後、博士は現在お住いのカリフォルニア州(私も在住したお世辞抜きでいい場所)に話を移しました。カリフォルニアもヒトいない時(13'000年前)は大きな生きもので溢れていました。
Full of Big Animals!!!!!!!アメリカンホース(American Horse)やサーベルタイガー(Saber-toothed Tigar:3800万年前〜8000年前まで最強ネコ科:漢字は"剣歯虎:ケンシコ"らしいです、何か間抜けしますね💦)やマンモス(Mammoth)やマストドン(Mastodon)や巨大ラクダ(Camelops)や巨大ナマケモノ(Grand Sloth)などでした。


アジアから13,000年前ごろベーリング海峡を渡ったヒトは12,000年前ごろ北アメリカに到達しました。そのたった1000年間で巨大生きものを全滅させたようです。気候変動の影響もあり🌀

New zealandのモア(巨大なダチョウ)をポリネシアから入植したヒトが数百年で絶滅させた例についても言及しました。↡


ちょっと難しい博士が繰り返すキーワード:inadvertently :in(無)+advert(注意した)+ly(副詞の接尾語)なので他の英語に言い換えると-"without intention,unintentionally,accidentally"という風になり故意を含んでいない表現となります。現在の我々ヒトは自然環境の現状や見通しをある程度は学習による理解していますが、当時のヒトはそんなの眼中になかったのだ責めることは出来ないとこの単語を使うことによって、博士は強調したかったのでしょう。


We humans Inadvertently(without intention) damaged the enviroment and destroyed the nature ecosystem.
我々ヒトは意図せずに自然環境と生態系を破壊した。破壊しようとしていたのではない、必死に生き残ろうと(先の見通しももちろんない)した結果そうなったのだと博士は述べています。



自ら築いた文明の自滅について


イースター島(モアイ像で有名)の例


五世紀頃イースター島に移住したポリネシア系の島民の祖先たちがモアイ像を運ぶためなどでヤシの木などの森林伐採しすぎたのと孤島による食料争いなどで自ら壊滅していったようです(><)


アナサージ族(Annasazi Tribe:古代プエブロ人) の例
アナサージとは西暦1300年頃、集落(プエブロ)を捨て、こつ然と姿を消した先住民族といわれている。(ブログ⇒あなたはだあれ、アナサージ - 腰振るアリゾナより引用) 地図の赤く囲まれた4つの州をまたぐ部分がアナサージ↡↡↡↡

優れた農業用の引水や灌漑設備も有し砂漠の中に一大都市を構築しましたが、森林伐採、干ばつなどで12~13世紀に壊滅したようです(><)


Human society destory themselves by destroying  the near environment.ヒト社会は自身の近隣の環境破壊を通じて自らを破壊する。



環境破壊について
About the environmental impact today🔻


現代の自然環境への脅威を再度取り上げました。
理由として、博士がまとめたものは
異常気象(乾燥化)(Extresreme weather),海の酸化(Acidification),海位上昇(Rsing sealevel),過剰漁獲(繁殖サイクルを無視)(Overfishing),森林伐採(地表侵食)(Deforestation),水紛争(Waterwar)などでした。


結構キレモノで博学のジョンは共有地のひげき(Tragedy of the commons:なくなる前に取っちまえ)をという用語を述べました↓とっさに詳細を述べて切り返す博士も凄い!?これ常識?commom?


さて博士はある学生に質問しました。
「野放しネコはどれぐらいトリをコロすと思うかな?」唐突な質問に若干動揺した様子の学生は博士の多い目に言ってごらんのヒントで「700?」とこたえました💦
野放しのネコは平均300~600のトリをころすそうですが、博士が気付かせたかったのは
ネコが何て悪い奴らなんだとうことではなく、ヒトがネコの習性を知らなすぎた⇒我々ヒトがあまりにも生態系について無頓着すぎる(Ignorance of ecology!!)ということでしょう。必死に生きるため見通しを持たずに破壊してきたのは生きものもそうかもしれないけどヒトも同じだということでしょうか。


As human society has spread across the planet,we've pursued growth without foreseeing the environmental consequences,repeatedly threating our own survival.
ヒト社会がこの地球上に拡張するに従い、自然環境への結末を予想することなく我々の成長を追い求めてきた、繰り返し我々自身の生存を脅かし続けながら。


しかし今日もはやこの現実を知らないとは誰も言えません


~もう一度原書より~2018/Mar/22追加
A nuclear holocaust is certain to prove disastrous, but it is not happening now, and it may or may not happen in the future.
核の大量虐殺は確かに破滅的だが、現在起こっていないし、起こるかもしれないし、起こらないかもしれない。
An environmental holocaust is equally certain to prove disastrous, but it differs in that it is already well underway.
でも、環境による大虐殺は同様に破滅的だがこれは現在すでに起こっているという点で違う。
It started tens of thousands of years ago, is now causing more damage than ever before, is in fact accelerating, and will climax within about a century if unchecked.
これは何万年も前から始まっており現在は過去にないほどのダメージを産み出している、いや事実加速されている。もし見過ごされるならあと一世紀ほどで終末を迎えることになるだろう。⇒下線部はHawkingのなくなる前の提言と同じ❕
The only uncertainties are whether the resulting disaster would strike our children or our grandchildren, and whether we choose to adopt now the many obvious countermeasures.
唯一の不確実なことはこの破滅の結果が我々の子の世代に押し寄せるのか、孫の世代に押し寄せるのかわからないということだ。そして多くのはっきりした対抗策があるのに今それらを採用するのかもわからないということだ。


今日のダイアモンド博士のまとめのことば
The world is in the middle of horse races.
今我々がいる現在まさに2頭のウマのレースが開催されているようなものだ。
1頭は破滅へ向かうウマで、もう1頭はそれを阻止するウマだ。
あなたち学生のみんなが50になるときどっちが勝っているかわからないが、
前者が勝てばもう再出発(Start over)出来ないかもしれない。


だからみんなもっと環境(Ecology)について勉強してそれが当たり前の知識として備えて仲間を連れて然るべき投票をすることだ!そして後者のウマが勝つことを祈りたいものだ❢


奇しくも、こういった近い将来への警告は2日前(2018/Mar/14)に逝ったホーキング博士と重なる部分があり、知の巨人たちの共通点かと改めて思わされます。

NHK人体もおもしろいけど、何かヒトのためだけにしか響かないな~
~かわいい系イラストはイラストやさんより~


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