学芸なーど。

BighistoryやSapience的考察からヒト、科学、学習、言語、芸術、心、脳について皆様と共に思考する"更新型"メモブログです📖グルーミング用の旬な時事ネタはないです…か?

学校でずっと英語勉強してるのに。全然喋れな~い のは何でだろ~ 時間編

今日は少しばかり時間の話をします⌚


Close your eyes and remember…


ちょっと眼を瞑って思い出してみましょう…

 

  

 中学入学のころの私たちの英語への思い、期待があったとすればそれはどんななものだったでしょうか。英検のため、受験のためではなかったはずです。ペラペラ話したい、すらすら書いてみたい、映画を字幕なし見たい、小説原本を読みたいではなかったでしょうか。今考えてみるとこれらはすべて準L1(第一言語話者)レベル、CEFL(ヨーロッパ言語共通参照枠)でいうとC1レベル以上にならないと達成困難に思われることが大半じゃないでしょうか。以下は拝借した表ですが。

                             

             

 

Open your eyes and face the reality!

さあ、眼を開けて現実を把握することから始めましょう⚠一番ヒトが嫌なことになる訳ですが、ゴールの見えないマラソン走るヒトはあまりいません。学校ではシラバスというフィクションゴールに向かわされます。

しかし言語習得ネットワークはフィクションに反応しません。!


                                                            

ではどれほど学習すれば上記C1以上の域に達するのでしょう。文部科学省の英語教育に関する調査資料によると、中学校から大学までに履修する外国語(英語)に充てる時間は、中学校で平均266.7時間、高等学校で361.7時間、大学で90時間、合計718.4時間とあります。


ケンブリッジ ESOLによるとCEFLB1まで350–400時間、B2まで500–600時間、C1まで700–800時間、C2まで1,000–1,200時間とある。一見この数字を見ると大学終了時にはC1の域まで達しそうな累積時間ですが、この数値はヨーロッパ言語話者を前提にしたものです。


カナダでのフランス語イマージョンプログラムでは、「ときおり辞書の助けを借りる程度で、新聞や興味のある本が読め、テレビやラジオを理解し、会話の中でまずまずの対応ができる」レベル、(CEFLB1からB2であろう)に達するための学習時間として、オンタリオ州を例に挙げると高校卒業までに25%部分イマ―ジョンで累積学習時間数2,100時間40%部分イマ―ジョンで累積学習時間数5,000時間という数字を挙げています。日本人が中等教育(中学高校)終了までに英検2級に合格というのはそれほど困難なことではないです。ケンブリッジ ESOLのいうところの700–800時間内で十分達成可能です。B1の域に達していれば大学受験の結果においては明るい見通しでしょう。でもB1が定義する「その言葉が話されている地域を旅行しているときに起こりそうな、たいていの事態に対処することができる。」については合格点を出せる高校生は少ないでしょう。その域に達するにはカナダの部分イマ―ジョンの平均を取って3550時間以上は必要かなと。しかし英語とフランス語は同じインド・ヨーロッパ語族下にある言語同士であるため、この傘下から外れる日本語L1話者には更なる時間がMUSTでしょう。


半世紀ほど前の資料ですがアメリカ国務省外務機関であるForeign ServiceInstituteの報告LanguageLearning Difficulty for English Speakersによると英語L1話者が平日5時間2年弱平日3時間3年強(2200時間)を日本語の学習に充てるとFluentJapanese speakers level(CEFLB2相当)に到達するとした報告を出しています。ただしこの実験は言語習得に適性のある学習者を選抜し言語習得専門家の指導のもと少数精鋭集中講義を大人に行った結果なのです。更に34時間を3年ほど、つまり1600時間ほどを専門指導員指定の追加学習でNative like level(CEFLC1以上相当)に到達可能と追加報告しています。合計3800時間条件は厳しいですがこれを逆して考えると日本語L1話者の英語習得にも当てはめることが出来ると仮定してみます。


中学入学時の思いを達成するには最高の状況を設定しても最低3800時間ほど必要の計算となります。


しかしこれは言語適正があるヒト向け情報の可能性もあるため、やはりよく『10000時間が1流の壁』などと芸能スポーツの世界では言われますが、『英語』も『音楽』『体育』の並びで捉える(大脳辺縁系にうったえる点で同じ❣)と10000時間必要と言っても過言でないでしょう。


因みに『あの人は英語が出来る』の表現は不適切です。"I can speak English."とは言いません。これは日本仕様です。国語、算数、理科、社会、英語の並びなら確かに…

文科省の『can do』リストとかある時点でなんかな〜ってなります。

母語で行われる教科は大脳新皮質(ヒトに新しい脳)フル回転で効率あがりますが、第二言語として(母語干渉が自動で入る段階での)の英語はまず脳内深部に落とさはこまないと100度デマになります🔥


理由また書きます


話戻って^_^;

"I speak English."が通常です。


現状の日本の英語教育現場で費やされる時間はおおよそ最大限に取り組んだとしてもこれらの指標時間の5分の1程度の時間しか確保出来ていないんです!しかも1週間で1パラグラフを構造解析して生徒は必死にノートにコピー(><) またそれを評価するバッドスパイラル(><) 50分の英語発話時間=限りなくゼロ。教員同士の会話「どこまで終わった?」 


それ違いますから🔥


生徒が「夢に英語出てきた!」って言わせるまで徹底する🔊

よくある声『いゃ入試が』、『解説が…』

それはスバリ⇒教える側に第二言語習得の最低限の知見がない❢学生に成功体験をさせていない❢からです


半世紀以上続くゆがんだ学習観(><)を英語から変えませんか!


文科省の人わからんだろな〜


じゃあどうするか?

長年?の実証研究の(一応わたくし)結果詳細はこのスライド(20-34)で⇩
日本中の高校生を変えた英語授業方法の公開


記事は又書きます💦



専門用語⏬

CEFR(セファール):「Common European Framework of Reference forLanguages」の略称で、ヨーロッパ言語圏で広く使われ始めている語学レベルの指標を示す国際標準規格である。


ケンブリッジESOL:ケンブリッジ大学の一部門であるケンブリッジ大学英語検定機構CAMBRIDGE ENGLISH Language Assessment(ケンブリッジ大学英語検定機構)が開発・実施し、世界で最も信頼されている英語検定とされる。


カナダイマ―ジョンプログラム:1960年代のカナダの英語圏で、フランス語を習得し、フランス語圏の文化も学ぶことで、同じ国の人たちを理解したい、という考えから始められた。




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